嫌いの反対
「ブハッッッ」
と1人が吹き出すのを合図にみんなが笑い出す。
「やー!最高っす!」
「波留多さん、普段そんな熱くならないっすよね!」
「その美女さんのこと好きなんすか〜!?」
うん、なんかよくわからないけど。
…美女さんなんて言われたから良しとしよう。
「んなっ!?!?す、す、す、好きとかいうなよ!!!!!!!!誰がこんな!!!!」
「はいはい、早く連れてってよ波留多」
1人で慌てている波留多に促すと舌打ちをしながら二階へ上がった。