向日葵だけが知っている
さくらだったら安心だけど…

お母さんの言葉が何度も頭に流れる。お母さんには悪気はない。知ってる。ちゃんと。

でも…私は本当は知っていた。




私が、お姉ちゃんと比べられるべき存在であることを…

ちゃんと…知っていた。
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