俺の同僚曰く、世界平和はどんちゃん騒ぎと笑顔でできている「上」
小町と話し終えた後、リーとイワンに俺は話しかけられた。

「やあ、リーバスくん」

「お前、会場に行かないのカ?」

「リリーが遅刻するとまずいと思ってな。一緒に向かおうと思う」

イワンは俺より大きめのスーツを、リーは赤い色をした長い袖や袴、裾の民族衣装を着ている。朱国の民族衣装は初めて見るので、俺はつい見入ってしまった。

「どうした?私の服、どこか変かネ?」

「いや、そんなことはない。初めて見る服なので興味深くてだな……」

俺がそう言うと、リーは笑う。隣に立っているイワンも微笑んだ。

「そう言ってもらえると、嬉しいネ!」

「リリーくんと一緒に遅刻しないようにしてね」

そう言って二人は会場へと向かった。

リリーのことは、遅刻をしないかも心配だが、昼間のことも気になっていた。ラス人たちになぜ追いかけられたのか、考えてもわからない。ラス語がわかるリリーは理由を知っていそうだが、何もリリーは言わず俯いているだけだった。

リリーはパーティーに参加するのかどうか心配だった。世界平和対策本部のメンツなどではなく、リリーが無理をしないかが心配だ。
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