チャンスをもう一度
た**幸せ

凌・・・

いろんな事があった・・
  二人だが・・・
本当に幸せそうに
微笑みあっている。

何かにつけて
藤本、あっ、望海も藤本だった。

陽翔は、望海に触れていて
望海もはにかみながら
陽翔の思うようにさせていた。

藤本からは、改めてきちんと
謝罪があった。

そして、望海の側にいてくれて
いつも守ってくれて
ありがとう。
とも言われた。

私は、
「わかってるだろうけど
必ず幸せにしなさいよ。
そして、泣かせないで。
わかった?」
と、言うと
「ああ。幸せにする。」と、言う陽翔。
「・・凌っ、本当にありがとう。」
と、涙を流しながら言う望海に
ハンカチを出して そっと拭く陽翔
時折耳元で囁きながら
目元にキスもしていた。

望海は、頷きながら
微笑んでいた。

ああ~っ、私も結婚を
考えてみるかな
と、二人を見ていて
思い初めてしまった。
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