チャンスをもう一度
凌と暖人さんの式の日
桜雅が凌のベールを持つ仕事を
頼まれた。
桜雅は、ドキドキしているようだったが
陽翔に
「桜雅なら、できるよ。
パパ見てるからね」
と、言われて
がぜん張り切っていた。
陽翔は、スーツ
望海は、緩めのドレス
望海は、妊娠六ヶ月だが
あまりわからない。
「いつみても我が奥様は綺麗だ。」
「もぅ、ばか。」
と、照れる望海にキスをしながら
クスクス笑う陽翔。
「はいはい、今日の主役は私よ。」
と、凌。
「あっ、凌。
おめでとう。スッゴい綺麗!!」
「ありがとう、望海。陽翔。
私の旦那さん、矢神 暖人さん。」
「「始めまして藤本望海です。夫の陽翔です。
本日は、おめでとうございます。」」
と、言うと
「ありがとうございます。
イタリアからわざわざ出席していただいて
申し訳ありません。
矢神 暖人と言います。
望海さんの事は良く話を聞いております。
そして、奥様を溺愛している陽翔さんの
お話も。」
と、暖人が言うと
「凌。何を話しているの?」
と、望海は微笑みながらいい
「妻を溺愛してるのは、間違いないです。」
と、陽翔が言うと
「なっ・・」
と、望海が言うと
「だって、本当の事だろ。」
と、陽翔。
見つめあって話す二人に
「暖人、この二人はいつもこうだから
あちらに行きましょう。」
と、凌はいいながら歩き出した。
その後ろ姿を見ながら
「暖人さん、強そうに見えるけど
弱いとこも沢山ある凌です。
宜しくお願いします。」
と、望海が言うと
「はい、凌を守っていくと誓います。
俺も陽翔さんと同じですよ。
凌のやることは全て可愛いんです。
陽翔さんは、今度一緒に飲みましょうね。」
「はい、是非。」
と、陽翔が言うと
暖人は、一礼して凌を追っていくと
「なにしてたの、花嫁をほって」
と、凌が笑いながら言う声が聞こえ
望海と陽翔は、顔を見合わせて笑った。
「良い人で良かったな。」
「うん、凌にも幸せになってほしい。」
「凌に···も?望海も幸せってこと?」
「うふふっ、幸せだよ。すっごく!!」
「俺も、幸せ。
ダカラ····早く帰って·····抱きたい。」
と、耳元で囁くと
「‥‥‥もぅ‥‥‥」
と、真っ赤になる望海に
「クスクスっ、ほら、式が始まるよ。」
と、いいながら
望海の手を取って歩き始めた。