チャンスをもう一度
い**紹介

一段目


私こと

本小路 望海(ほんこうじ のぞみ)20歳
法制大学理学部二年生

医療メーカーの
 研究部門に入社したくて
インターンシップに励む毎日を
 送っている。
身長は、高い方かなと思うけど
・・・168センチ。

私は、クォーターで
薄い茶色の髪は背中まであり
毛先にはウエーブをかけている。

顔は、自分ではわからないけど
両親の良い所を受け継いでいるらしい・・
特に母親の瞳に似て
濃いブラウンに少しグリーンが入り
エキゾチックだと・・・
親友 兼 幼なじみの凌に
言われている。

その凌こそ······
西園寺 凌(さいおんじ りん)
身長178センチ
本人にいわく、まだ伸びているとか····

日本人形のように美しい。
高校の時からモデルの仕事をしている。

凌の両親
おじ様(信吾・しんご)は、
全国展開のホテルを経営し、
多数の飲食店をも持つ。

おば様(綾・りょう)は、
モデル会社の社長さん。

それもあって凌は小さい時から
モデルの仕事をしている。

私の父(透・とおる)大学教授(考古学)
母(百合・ゆり)専業主婦

四人は、大学の同級生で
大学一年から、
信吾と綾・透と百合は
付き合っていて結婚をした。

仲の良い四人は、
家も隣同士に建てるほど。

おかげで私と凌は
小さい頃から
ずっと一緒で、とても仲良しだ。

私のお母さんは、
イタリア人のおじいちゃまと
日本人のおばあちゃまとの間に
うまれた。

当時は、まだ国際結婚に
色々と支障があり
おばあちゃまは、心労がたたり
お母さんが小さい頃になくなったそうだ。

おじいちゃまは、
心に大きな痛手をおい
自分自身を失いそうになっていたのを
お母さんの存在に救われた。

それからは、お母さんの為に生き
お母さんを溺愛した。
お陰でお母さんは、お嬢様として
温室育ちとなり・・
家事も、な〰️んにもできなかったみたい。

だけど、お父さんは、
そんなお母さんを愛していると
プロポーズをして結婚した。

おじいちゃまは、最初は反対していたが
お母さんから
『私が愛する人を愛して欲しい』
と言われて許したそうだ。

おじいちゃまは、
イタリアの大富豪らしいが
私にとっては、
普通のどこにでもいる祖父だ。

ただ、私にとても優しくて
私も大好き
だから、年に二回はイタリアに行く
凌と一緒だったり·····
お母さんと一緒だったり······
一人でのんびりと行ったり·····
様々だけど。

でも······今年は、
インターンシップの為····行けてない。

すると、おじいちゃまは、
「もう働かないで
   イタリアにおいで·····」
と、言う

まったく······
「それは、無理だと。」
と、言うと
寂しい······だの
悲しい·····だの
騒いでいたが

今は・・少し諦めた····かな·······
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