チャンスをもう一度
陽翔は、
思わぬ人に話を聞いて貰った。
望海に会えない辛さはあるが
今は信吾さんの言葉通り待つ
しかなかった。
だけど・・・・
望海······何処に行ったんだ。
俺は······そんなに·····信用···なかったの?
また·······君を傷つけたの··か·····?
父と母、吉本さんにも
今日の事を話した。
父も母も吉本さんも
「今は、西園寺さんを信じて
待ってみよう。」
言った。
信吾と透・・
透は、信吾から陽翔の話を全て聞いて
考えこんでしまった。
もっと嫌な子で
自分の事だけを考える子なら
いくら望海に気持ちがあっても
一生 望海に会わせることもないのに。
彼は、望海の事だけを想い
考えていてくれて
無下には出来ない。
まして望海は、彼を愛して
彼の子どもを今まさに
産もうとしているのだ。
信吾も同じ気持ちだった。
二人とも、思いは同じで
望海の幸せだけ。
だから
透は、陽翔に会う事にした。
直接 話をしてみたい。