愛の囁き☆私は強くない番外編☆
♪♪♪♪♪♪♪

「はい!」

「近くまで来たよ。来れる?」

「はい、待ってて下さい」

私は慌てて、玄関の鍵をかけて拓真さんが待ってる場所に向かった。

「そんなに急がなくてもよかったのに」

「早く会いたかったんです」

あ、正直に言ってしまい、顔が赤くなった。恥ずかしい…

「香里ちゃん、本当に可愛いね。キスしていい?」

え?ここで?と、聞く間もなく
チュ、とキスされた。
そして、抱きしめられてしまった。

「俺さ、こんな風に言われた事ないんだよね。凄い嬉しいよ、マジで。好きだよ、香里ちゃん」

「私も、す、好きですよ。拓真さんの事」

「今日は帰さないからね」

「え?あ、やだ」

また、顔が赤くなったのが分かった。

拓真さんといると、どうしてこんなに気持ちがホカホカとするんだろう。
すごい、幸せ。

「今日はどこに行くんですか?」

「ん?ちょっと遠出ね。大丈夫帰れる場所にはしてあるから、安心して」

「はい、楽しみです」

そう言って、ドライブが始まった。
< 27 / 93 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop