王様生徒会長と最弱ヒーロー
そう言うと青柳くんは
私の手を引き1軒の店へと駆け込む。
青柳くんがやって来たのは
レディースショップだった。
店内をぐるっと見回した青柳くんは
1着の服を手に取ると私に手渡した。
偉琉「着替えて来い。」
言われるがまま着替えた私は
鏡に映る私を見ておかしくなった。
やっぱり青柳くんは
さっきの服が気に入らなかったんだって。
葉瑠「着替えたよ。」
偉琉「開けるぞ。」
青柳くんの選んだ服に着替えた
私を見ると青柳くんは頷いた。
そのまま店員さんに何かを伝えると
私の手をもう一度引いた。
葉瑠「青柳くん、...お金!」
偉琉「払った。ほら、行くぞ。」