王様生徒会長と最弱ヒーロー

青柳くんは私の事をじっと見つめた。

偉琉「葉瑠。」

いつもと違う雰囲気に
ドキドキした。

偉琉「...うちに来ないか?」

葉瑠「え?」

偉琉「...一緒にいたい。朝まで。」

...もしかして、青柳くん
緊張してたのかな?
それでいつもより口数が
少なかったとか。

葉瑠「でも、何も準備してないし...」

偉琉「お前ん家の前で待ってるから。」

家に帰った私はしばらくの間
ボーッとしていた。
突然の出来事すぎて
頭が上手く回らない。

でも、とりあえず準備しないと。
...えっと、まずはお泊まりの準備を
済ませて、次にムダ毛処理は...
昨日したんだった。
後は...お風呂。えっと...お風呂って
入って行った方がいいのかな?
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