王様生徒会長と最弱ヒーロー
偉琉「何しに来た?」
葉瑠「机...運ぶのなら
手伝おうと思って...!」
偉琉「お前、何がしたいんだよ?」
葉瑠「え?」
何がって...そんなの決まってる。
葉瑠「青柳くんを助けたい。」
偉琉「可哀想になったのか?」
葉瑠「可哀想?」
偉琉「つい最近まで自分が
牛耳っていた学校で
いじめてた奴等から仕返しされる
俺の事が気の毒になって
助けたいって今、俺に言ったのか?
仲間が出来て誰からも
いじめられなくなって
自分は今、幸せだから
俺の事を不憫に思ってるのか?
随分と上から目線だな、お前。」
葉瑠「そうかもしれない。
私は青柳くんの事が可哀想だと
思ってるのかもしれない。」