あなただけが好きだから




黙々と勉強を進めるも、中々集中出来ない。
書いては消して、書いては消して。




合ってるかも知れないけれど何故か消して。




蓮が気になって仕方がない。
体調悪いらしいが、大丈夫だろうか。




「なぁ怜、これなにー?」




「あぁ、それはね……」




時計をチラリと見つつも勉強を教える。




(もう1時間は経ったのか……)




「はぁ……」



< 153 / 243 >

この作品をシェア

pagetop