冥界の王子様
「総長!腹空きました」
私も空いてきたな
「あぁ。飯にするかっ!!」
「やったあ!!!」
誰よりも先に喜んでしまった
「「え??」」
「え?」
「いや、だってお前取り押さえられてる身なのに」
なになに
「私食べれないの?」
「総長!俺たちの分でいいのでこいつに分けてやってください!
傷手当てしてもらったんで!」
「僕のも」
そう次々に言ってくれる荒魔照の人たち。
「い、いいの?」
「当たり前っす」
嬉しいな。
なんか、恵まれた人たちに捕まえられたのかもしれない
「フッ心配すんな
ちゃんとお前たちの分も
こいつの分も用意するから」
そう言い私の頭にポンと手を置く
「「ありがとうございます!!」」
「あ、ありがとう。」
当たり前に食べれると思い込んでた私からすると
ありがとうを言うのもなかなか不思議な気分だったが言っておいた。