【最愛婚シリーズ】クールな御曹司の過剰な求愛
「じゃあ、どうして?」
なかなか理由を言わないわたしに、神永さんはじれったそうにしている。
「それは、だって……神永さん、彼女いるじゃないですかっ!?」
思わず問い詰めるような口調になってしまった。でもそれがわたしの気持ちなのだ。
「彼女ってどういうこと?」
もしかして、わたしに黙っているつもりなのだろうか……と一瞬思ったけれど、彼はそこまでひどい人ではないと思う。それに表情を見れば、本当にわからないようだ。
「誰のことを言っているの? 教えて」
またひとり考え込んでいたわたしに、彼が優しく先を促してくれた。
そうだここで黙り込んでしまっては、結局何も解決しない。
「ドレスの……デザイナーさんです。神永さんと打ち合わせしているところを見ました」
「仕事相手だからね、打ち合わせくらいする。それがどうして〝彼女〟ってことになるわけ?」
「だって、すごく仲が良さそうで、親密だったし。それに坂上さんが『特別な関係』って言っていたから」
それを聞いた神永さんが「あ~」と額に手を充てて、天を仰いだ。
それって、どういう態度。認めるってことなの?
不安になって何も聞けないまま、彼の様子を窺う。
しばらくそうしていた彼だったけれど、急に声を出して笑い始めた。
なかなか理由を言わないわたしに、神永さんはじれったそうにしている。
「それは、だって……神永さん、彼女いるじゃないですかっ!?」
思わず問い詰めるような口調になってしまった。でもそれがわたしの気持ちなのだ。
「彼女ってどういうこと?」
もしかして、わたしに黙っているつもりなのだろうか……と一瞬思ったけれど、彼はそこまでひどい人ではないと思う。それに表情を見れば、本当にわからないようだ。
「誰のことを言っているの? 教えて」
またひとり考え込んでいたわたしに、彼が優しく先を促してくれた。
そうだここで黙り込んでしまっては、結局何も解決しない。
「ドレスの……デザイナーさんです。神永さんと打ち合わせしているところを見ました」
「仕事相手だからね、打ち合わせくらいする。それがどうして〝彼女〟ってことになるわけ?」
「だって、すごく仲が良さそうで、親密だったし。それに坂上さんが『特別な関係』って言っていたから」
それを聞いた神永さんが「あ~」と額に手を充てて、天を仰いだ。
それって、どういう態度。認めるってことなの?
不安になって何も聞けないまま、彼の様子を窺う。
しばらくそうしていた彼だったけれど、急に声を出して笑い始めた。