【最愛婚シリーズ】クールな御曹司の過剰な求愛
「いえ、あの……だから」
「それのどこが、社会人失格なんだ?」
慌てふためくわたしよりも先に、神永さんが冷静になって話をしやすいように誘導してくれた。
「それは、あの。近くにいたら、どんどん好きになってしまうんです。
お客様だから諦めなきゃいけないって、頭ではわかってるのに。仕事にも支障が出て……でも全然忘れられなくて、それより日増しに――」
「ちょっと、待って!」
神永さんはまくしたてるわたしの言葉を止めるように、わたしの前に手のひらを突きつけた。
ストップがかかったわたしは、あわてて口を閉した。
わたしが黙ったのを確認して、神永さんは怪訝そうな表情を浮かべ口を開いた。
「どうして、俺を諦めようと思ったわけ? もしかして顧客との交際はみとめられていない?」
「いいえそうじゃないんです」
顧客との交際についてはあまり良いとはいえないものの、禁止されているわけではないので、そう問題に思っていないことを伝えた。
「それのどこが、社会人失格なんだ?」
慌てふためくわたしよりも先に、神永さんが冷静になって話をしやすいように誘導してくれた。
「それは、あの。近くにいたら、どんどん好きになってしまうんです。
お客様だから諦めなきゃいけないって、頭ではわかってるのに。仕事にも支障が出て……でも全然忘れられなくて、それより日増しに――」
「ちょっと、待って!」
神永さんはまくしたてるわたしの言葉を止めるように、わたしの前に手のひらを突きつけた。
ストップがかかったわたしは、あわてて口を閉した。
わたしが黙ったのを確認して、神永さんは怪訝そうな表情を浮かべ口を開いた。
「どうして、俺を諦めようと思ったわけ? もしかして顧客との交際はみとめられていない?」
「いいえそうじゃないんです」
顧客との交際についてはあまり良いとはいえないものの、禁止されているわけではないので、そう問題に思っていないことを伝えた。