残念な王子とお節介な姫
・:*:・:・:・:*:・
14時。
「遅くなって、ごめん。」
結は窓際の席で待ってた。
「ううん。
海翔、お昼食べた?」
「いや、まだ。
結が来てくれたのが嬉しくて、
飛んで帰ってきた。」
「どうする? ここで食べる?」
「うん。部屋に帰っても何もないし。」
俺は、ナポリタンを注文した。
「で、大切な話って、何?」
「ここじゃ、ちょっと。
海翔の部屋でいい?」
ここでは、できない話?
なんだ?
「?
いいけど、来て、びっくりするなよ?」
「何? 散らかってるの?」
「いや、散らかしようがない。」
「は?」
「まだダンボールのまま、積んである。」
14時。
「遅くなって、ごめん。」
結は窓際の席で待ってた。
「ううん。
海翔、お昼食べた?」
「いや、まだ。
結が来てくれたのが嬉しくて、
飛んで帰ってきた。」
「どうする? ここで食べる?」
「うん。部屋に帰っても何もないし。」
俺は、ナポリタンを注文した。
「で、大切な話って、何?」
「ここじゃ、ちょっと。
海翔の部屋でいい?」
ここでは、できない話?
なんだ?
「?
いいけど、来て、びっくりするなよ?」
「何? 散らかってるの?」
「いや、散らかしようがない。」
「は?」
「まだダンボールのまま、積んである。」