貴方の背中


「はい すぐに開けます」


寝惚けたままドアを開けると

桃子婆ちゃん


「よかった咲音理ちゃん ずっといなかったから」


確かにここ一ヶ月ほど仕事で帰るのいつも日付が変わってからだし
朝も早くから出勤してたな…


桃子婆ちゃんの顔もずっと見てなかった


久しぶりに見るとなんだか小さくなったように見える


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