Take me out~私を籠から出すのは強引部長?~
「こっちで詰めて、会議にかけるって!
凄くない!?」

「ふーん」

大興奮の私と違い、春熙の返事は素っ気ない。

「はるくん、聞いてる!?」

「聞いてるよー」

嘘。
さっきから顔に、〝無関心〟って書いてある。
私が仕事で褒められて、嬉しくて話すといつもそう。

「それよりさ、そろそろ式の日取りとか決めようと思うんだよね。
招待客が多いから、調整が大変でしょ」

「……うん」

なんで春熙は、私の話を聞いてくれないのだろう。
いつもだったら嬉しそうに聞いてくれるのに、仕事の話になると興味がなくなる。

「ほら、当初の予定だって、愛乃が卒業してすぐにしたかったのに、都合が合わなくて六月になったでしょ?
まああれはあれはあれでジューンブライドなんていいかな、なんて思ったけど」
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