Take me out~私を籠から出すのは強引部長?~
私がお礼を言うより早く、春熙がにっこりときれいに口角を上げて橋川くんになぜかお礼を言った。
「えっ、あっ、東藤本部長も、けっこういい身体してるんですね……」
久しぶりに見た春熙の腹筋は相変わらず、きれいに六つに割れていた。
ただし、水着がきっと、適当な高級ブランドでパーカーとセットアップで買ったであろう南国植物柄で、あまり似合っていないけど。
さっきから橋川くんは視線が泳ぎ、しどろもどろになっている。
非常に申し訳ない。
「それはどうも。
鍛えておかないといざというとき、愛乃を守れないからね」
春熙の視線は橋川くんにじゃなく、その後ろにいる高鷹部長に向いている。
高鷹部長は白地の裾に黒で椰子の木が描かれている水着に、同じ柄のシャツを羽織っていた。
さらに水着のウェストから黒いインナーパンツのゴムが覗いていて、さすが元モデルの着こなしだ。
それに腹筋こそ割れていないが、きれいに筋肉はついているし。
「確かにいい身体をしているな」
「えっ、あっ、東藤本部長も、けっこういい身体してるんですね……」
久しぶりに見た春熙の腹筋は相変わらず、きれいに六つに割れていた。
ただし、水着がきっと、適当な高級ブランドでパーカーとセットアップで買ったであろう南国植物柄で、あまり似合っていないけど。
さっきから橋川くんは視線が泳ぎ、しどろもどろになっている。
非常に申し訳ない。
「それはどうも。
鍛えておかないといざというとき、愛乃を守れないからね」
春熙の視線は橋川くんにじゃなく、その後ろにいる高鷹部長に向いている。
高鷹部長は白地の裾に黒で椰子の木が描かれている水着に、同じ柄のシャツを羽織っていた。
さらに水着のウェストから黒いインナーパンツのゴムが覗いていて、さすが元モデルの着こなしだ。
それに腹筋こそ割れていないが、きれいに筋肉はついているし。
「確かにいい身体をしているな」