Take me out~私を籠から出すのは強引部長?~
せめてもの抵抗だったのに、あっという間にバスタオルは春熙の手に奪われた。

「ダメ!
返して!」

「だーめ。
……ほら、座って。
身体、洗ってあげる」

「ううっ」

無理矢理、春熙から椅子に座らせられた。
羞恥で涙が浮いてくる。

「じ、自分で洗うから……」

「だーめ。
僕が洗いたいの」

ボディーソープを泡たて、スポンジ……ではなく春熙の手が私の身体に触れてくる。

「愛乃の身体、凄くきれいだね。
肌なんて白くてすべすべだし……」

春熙の手が私の身体を滑るたび、悪寒で全身がゾクゾクと粟だったが、必死に耐えた。
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