Take me out~私を籠から出すのは強引部長?~
「早くこの身体に僕のものだって、印をたくさん刻みたい」

「……っ」

鏡越しに私を見つめたまま、春熙は首筋に見せつけるように口づけを落とした。

「今日はまだ、しないけどね」

全身の泡を流し、一緒に浴槽へ浸かる。

「いっぱい、愛乃と愛しあいたいなー。
子供はあんまり欲しくないかな。
だって、愛乃を取られちゃう。
愛乃は僕だけのものだからね。
子供にだって渡したくない」

春熙にとっての楽しい計画は、私にとって地獄の計画でしかなかった。


お風呂から上がり、春熙はいつものように私を抱き枕よろしく抱きしめてベッドに入った。

「その、はるくん。
……しないの?」

したいわけじゃない。
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