Take me out~私を籠から出すのは強引部長?~
「……お義父さん」

「おじさま?」

「愛乃ちゃん、もう私をお義父さんと呼んでくれていいんだぞ?」

期待を込めた目でおじさまが私を見つめてくる。

「お、……お義父さま?」

「か、可愛い!」

呼んだ途端、おじさまが私に抱きつき、頬をすりすりしてくる。
その光景を春熙はしらーっと冷めた目で見ていた。



「おじゃま、しまーす」

「どうぞ」

春熙が苦笑いしながら部屋に迎え入れてくれる。

久しぶりに入る、春熙の部屋。
部屋っていっても離れ一棟なんだけど。
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