Take me out~私を籠から出すのは強引部長?~
「う、うまくいったとかそういう話じゃなく……!」
「あー、もー、知らないとでも思ってるんですか。
てか、知らないのは高鷹部長と愛乃ちゃんだけですよ」
橋川くんだけじゃなく、椎名さんも岩岡課長も、その他皆さんもうんうんって頷いていますが……ええーっ、そうだったの!?
「了解です。
東藤本部長は俺らで足止めしときます。
ふたりで心置きなくラブラブしてください」
「ラブラブってな……」
みんなに知られていたのがショックだったみたいで、高鷹部長はもう橋川くんに突っ込む気力もないみたいだ。
できるだけ人の少ないところを通って、昼間の扉から外に出る。
「どこ、行くんですか」
「俺のマンション。
ホテルよりセキュリティが厳しいから、部外者は絶対に入れない」
黒の、国産ハイブランドSUVは、滑るように街を駆け抜けていく。
「あー、もー、知らないとでも思ってるんですか。
てか、知らないのは高鷹部長と愛乃ちゃんだけですよ」
橋川くんだけじゃなく、椎名さんも岩岡課長も、その他皆さんもうんうんって頷いていますが……ええーっ、そうだったの!?
「了解です。
東藤本部長は俺らで足止めしときます。
ふたりで心置きなくラブラブしてください」
「ラブラブってな……」
みんなに知られていたのがショックだったみたいで、高鷹部長はもう橋川くんに突っ込む気力もないみたいだ。
できるだけ人の少ないところを通って、昼間の扉から外に出る。
「どこ、行くんですか」
「俺のマンション。
ホテルよりセキュリティが厳しいから、部外者は絶対に入れない」
黒の、国産ハイブランドSUVは、滑るように街を駆け抜けていく。