Take me out~私を籠から出すのは強引部長?~
「なにか飲むだろ?」

「はい、お願いします」

どうしていいのかわからなくて突っ立っていたら、くすりとおかしそうに高鷹部長が笑った。

「座ったらどうだ?」

「……そうですね」

そーっとリビングのソファーに腰を下ろす。
家具は黒とメタルを中心に揃えられており、さらには内装も白と黒を基調にしているからまるで誂えたみたいに統一感があった。
それに凄く、高鷹部長らしい。

「どうぞ」

硝子テーブルの上にコルクのコースターを引き、長細いグラスをその上に高鷹部長はのせた。
中に入っているのはアイスティのようだけど、ミントの葉が飾ってあって、しかも黒の細くておしゃれなストローまで刺さっていて、まるでどこかのおしゃれなカフェみたいだ。

「……いただきます」
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