Take me out~私を籠から出すのは強引部長?~
……その、あの、私、征史さんと……シちゃった、んだよね……。

耐えられない恥ずかしさに、枕へ顔をうずめる。
いや、高校生ならこれは正しい反応だが、二十四にもなってこれはないと思う。

「どんな顔してればいいんだろ……」

わからない、が、ごはんを作ってくれる征史さんをお待たせするわけにはいかない。
私もバスローブを拾って羽織り、急いで浴室へと行った。


さっきと一緒でごしごしと身体を洗う。

「着替え、置いとくなー」

「ありがとうございます!」

征史さんって気が利くなー、なんて思いながら浴室を出たものの……。

「これはいったい、なんですか?」

下着は、さっきウニクロで買ったのだったからいい。
でもパジャマとか部屋着とかも一緒に買ったはずなのだ。
なのに置いてあったのは、――征史さんのワイシャツ。
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