Take me out~私を籠から出すのは強引部長?~
「そう、君はどうしたい?」

「……参加したいです」

「じゃあ俺が、参加できるようにしてやる」

眼鏡をくいっと上げ、右の口端だけで笑った高鷹部長は、まるでいたずらっ子のようだった。



水曜日、終業時間が近づくにつれてそわそわしてくる。

結局、父にも春熙にも、今日、歓迎会があるなんて話せなかった。

どうせ反対されるからと、いつもの諦め。

そのことは高鷹部長に伝えてあるが、彼は一言「ふーん」と楽しそうに言っただけだった。

「愛乃、片付けは終わったか」

「あっ、はい!」

「じゃあ行くぞ!」

高鷹部長に連れられて部屋を出る。
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