【最愛婚シリーズ】俺に堕ちろ~俺様社長の極甘な溺愛包囲網
「ずいぶん甘えてくれるんだな。いつもはもっと恥ずかしがるのに」

からかうように言われたけれど、いつものように言い返すことなんてできなかった。

ただ駿也の胸に抱かれていることがうれしくて、それ以外のことは何も考えられなかった。

駿也はそんなわたしの頭を優しく撫でてくれていた。

けれど通用口から出てきた社員が抱き合うわたしたちを見て「うわっ」と声をあげて驚いたのを聞いて現実に引き戻される。

「場所を変えるぞ」

そう短く言った駿也に肩を抱かれて、わたしは彼の車に乗せられた。
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