獣な彼の目覚める独占欲～エリート准教授に熱い夜を教えられました～

「晴人さんはどんな女性がタイプなの？」
少し興味があって聞けば、彼はビール片手に陽気に答えた。
「ある程度可愛くて胸が大きい子かなあ」
「やっぱ胸に目がいくんだね。私、もうちょっと胸欲しかったなあ」
自分の胸をチラリと見れば、鷹臣君がさらっととんでもないことを言った。
「そうかな？俺はなんの不満もないよ」
その発言に啞然とする私と晴人さん。
健吾さんは苦笑いしている。
鷹臣君の発言をスルーして、健吾さんに話を振った。
「健吾さんは、どういう女性がいいの？」
「そうですねえ、可愛いけど、不器用で、どこか抜けてて、アイロンがけしようとしてシャツを焦がすような感じの子です」
……やけに具体的。
「健吾さん、彼女いるでしょう？」
私の指摘に彼は笑顔で頷く。
「はい」
「健吾さん全然言わないんだもん。知らなかったよ。写真見せて〜」