社内溺甘コンプレックス ~俺様社長に拾われました~
会社で見せる厳しい表情と、今私に向けられている表情。
熱のこもった目で見つめられたら、どうしていいかわからない。
胸の高鳴りを……抑えられない。
「……とりあえず、俺が風呂から出る前に、下を穿いてこい」
ぽつりと落ちた声に、私は顔を上げる。
「……へ?」
「その格好は、まずい」
言われて、視線を下げた。掛けてもらったエプロンから、むき出しの足がのぞいている。それから自分の格好を改めて顧みた。
ゆったりめのショートパンツを穿いているのに、ロング丈のTシャツとエプロンに隠れていてあたかも下を身に着けていないように見える。