社内溺甘コンプレックス ~俺様社長に拾われました~
***
社長が出ていって一週間。私は仕事をしながら少しずつ準備を進めていった。
会社から帰ってきてからインターネットを舐めるように見て部屋を探し、すぐに動けるように私物をダンボールに詰めていく。幸い、根を下ろして生活する前だったから、荷物はそんなに多くない。
土曜日の午前中、あらかた片付けた部屋を見回して、私はらせん階段を下りた。
社長がいない部屋は静かで広くて、どことなく冷たい。
玄関脇に重ねたダンボールとボストンバッグを見て、苦笑した。私も新庄さんが持っていたみたいな素敵なスーツケースがほしいな。社長とおそろいの……。
ふっと息をついてキッチンに向かい、冷蔵庫からオレンジジュースを取り出す。
このままお盆休みを利用してこの部屋を出るつもりだった。
社長とは顔を合わせないままになるかもしれないけれど……仕方ない。
社長が出ていって一週間。私は仕事をしながら少しずつ準備を進めていった。
会社から帰ってきてからインターネットを舐めるように見て部屋を探し、すぐに動けるように私物をダンボールに詰めていく。幸い、根を下ろして生活する前だったから、荷物はそんなに多くない。
土曜日の午前中、あらかた片付けた部屋を見回して、私はらせん階段を下りた。
社長がいない部屋は静かで広くて、どことなく冷たい。
玄関脇に重ねたダンボールとボストンバッグを見て、苦笑した。私も新庄さんが持っていたみたいな素敵なスーツケースがほしいな。社長とおそろいの……。
ふっと息をついてキッチンに向かい、冷蔵庫からオレンジジュースを取り出す。
このままお盆休みを利用してこの部屋を出るつもりだった。
社長とは顔を合わせないままになるかもしれないけれど……仕方ない。