いちごキャンディ×ブラックチョコレート
ベットの上に優しく降ろされる。


「どうなの?依知子」


そしてもう一度汐理さんに問われる。

ここで私が「嫌だ」と拒否すれば汐理さんはこれ以上のことはしないだろう。

そういう確信はあった。

だけど私は。


「わ、忘れ……たい……です」


そう口にしていた。

それを受け取った汐理さんは私の背中に腕を回し、ゆっくりとキスをした。

私も彼の背中に腕を回し、応えるようにキスをする。


「いいんだな?」


最終確認だよ?と言いたげに汐理さんは言った。

ゆっくりと頷き、私は彼を求めた。
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