いちごキャンディ×ブラックチョコレート
「楢本ー!」

「はい!」


上司に呼ばれ、席の近くまで行くと見慣れない顔があった。


「紹介する。今日からうちのプロジェクトに参加してもらう仁科さんだ」

「開発2部の仁科琳子です。よろしくお願いします」


仁科琳子(にしなりんこ)さん。

黒髪ストレートロングヘアーにキチッとした服装が彼女が真面目な人だと全て物語るようだった。

挨拶だけなのに上品な印象を受けた。

それに開発部と言えば、頭の切れる人が入れるというエリート部。

そこから私たちのプロジェクトに参加してくれるなんて心強いと思った。

仁科さんに簡単に挨拶をして、私がこのプロジェクトの説明などをすることになった。
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