いちごキャンディ×ブラックチョコレート
気を取り直して、今回のプロジェクトの説明をする。

仁科さんは本当に優秀な方だった。

のみ込みがとても早く、1いえば10は理解する。

むしろ、私があーだこーだ言って彼女を使っていいのか悩んだくらいだ。

一通りプロジェクトの説明を終え、会議室から出る。


「お、いちご!」

「……進藤さん。依知子ですって」

「あははは。ついな」


2週間ってすごい。

進藤さんとは普通に話せてる。
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