いちごキャンディ×ブラックチョコレート
程よい時間に私達は解散した。

あんなにお酒を飲んでいたのに、足元がふらつかない仁科さんは凄い。

私は少し怪しかったが、ヒールのせいということにしておいた。

家に着いて直ぐに眠りについた。

今日は朝早かったし、お酒が入っていて眠たかったのもあるが、本当の理由は明日のことを考えたくなかったから。

汐理さんはどういうつもりで人がいる前で私を誘ったんだろうとか考え出しそうだった。

考えたら絶対に眠れない。

明日寝不足で仕事をすることになる。

そう思ってすぐに寝た。

ベッドに入って目を閉じると数分もしない内に眠りの世界へと誘われた。
< 174 / 194 >

この作品をシェア

pagetop