いちごキャンディ×ブラックチョコレート
「正直、いつ終わるのか予想がつかないんだ。2時間も3時間も待たせる訳にはいかない」

「分かり、ました」


ソワソワしていた気持ちが一気に落ちてゆく。

自分でもわかるくらいテンションが下がった。


「俺から誘ったのに本当にごめん」

「いいえ!仕方ないですよ。また今度にしましょう」


仕事だから仕方ない。

そう言い聞かせながら私はオフィスを後にした。

汐理さん、すごく謝ってたな。

仕方ないことなのに。

今日は無理だったけどまた近々一緒にご飯いけるはずだから。

だけど、しばらく汐理さんとは食事に行けなかった。

仕事が忙しかったり、タイミングが合わないということもあったが、もっと別の理由で食事に行けなくなったのだ。
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