いちごキャンディ×ブラックチョコレート
私は進藤先輩に恋をしている。

教育係だった彼とは接する機会が多かったため、自然と好きになった。

どうにかして彼に近づきたい。

彼の特別になりたい。

それが私の今の目標だ。


「……仕方ありませんね。オフィスに戻ったらいちごキャンディあげますから」

「ありがとう!あ、着いたな」


エレベーターが12階に到着してドアが開く。

開くボタンを押して進藤先輩を通し、その後から私も続いた。
< 4 / 194 >

この作品をシェア

pagetop