無現実 名の知れた月
冥界の聖
瞼を開けると天井が見えた。
布団が掛けられいることに気づき、意識がはっきりとしてきた。
鬼気は予め和尚に頼まれてここに連れてきてくれたのだろう。
ここが冥界の寺。
上半身を起こすと視界が揺らいで右手で額を抑え、深呼吸をした。

あたりを見渡すと薄暗く奥は見えないが広いようだ。

聖を探そうと布団から出て立ち上がり部屋から出た。

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