同期に恋して 〜ずっと片思い〜

「ちな、俺がちなのこと苗字じゃなく、ちなって呼びだしたころ覚えてる?」

え?
涼真が私の事を呼ぶようになったのは……。研修が終わって、仲良くなって、1年ぐらいしたころだった?

「2年目になった頃だよ。お前と同期として仲良くなって、飲みに行ったりするようになったころ」

「うん」
その事が何か関係あるのかと、私は少し不安な面持ちで涼真の言葉を待った。

「俺さ、そのころからちなの事が好きだった」

「え?!」
あまりの意外な言葉に、私は啞然として涼真を見た。
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