秘密の出産が発覚したら、クールな御曹司に赤ちゃんごと愛されています

より安全で、安心して働けるようにできたら――。

 そんなことを考えながらシャワーを浴びていると、バスルームの扉が開いて驚く。

「きゃあぁ、直樹!」
「俺も一緒に入っていい?」
「だめ、恥ずかしいから……っ! って言ってるのに、入ってきてるー」

 昨夜は一緒に入るのを回避できたのに、不意打ちだと逃げられない。背後からぎゅっと抱き締められて、泡がお互いの体についてくすぐったい。

「起きたら友里がいなかったから、探した」
「ごめん……! シャワー浴びたくなっちゃって」
「お仕置きだ」

 くすぐるように触ってきて、きゃははと笑いながらじゃれ合う。

裸が恥ずかしいということを忘れるくらい笑いあってはしゃいでしまった。

 お互いの体を洗いあいっこして、バスタイムは終了。上がったあとは髪を乾かし合いをして、片時も離れようとしない。

「俺たち、ラブラブだな」
「他の人に見せられないくらい、イチャイチャしてて恥ずかしいよ。仮にも子持ちなのに……」
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