祈り









「どこ行ってたの~?」
「サボったら駄目だぞっ」

おでこや頭を触る友達。
前までは、こんなこと無かった。
無関心が心地よかった。
どうしてこうなったんだろう?

あの話の転校生は
明日私と同じ地獄を見るのだろうか。
それなら私は解放されぬだろうか。

そんなろくでなしな考えを
私は考えてしまっていた。











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