あなたに恋のお届けものです
***

高浜先輩のことも一件落着した。だから、今度は…ちゃんと…
「うぅ。ダメだー。」

勝利に告白しなきゃいけないのに…。
不安で、実行できないよ。

「さっきから、どうしたの?」

バタバタもがいている私に、有紗は不思議そうな顔をした。
…と思っていたら、すぐにニヤニヤした。

「当てて見せよう!恋の悩み?」
「まあ。」

「やっぱり?勝利にさっさと告白しなよ。」
「それができないからこうして悩んでるんだよ。」 

今は、昼休みで教室にはあまり人がいない。

窓からグラウンドを一望すると、勝利はすぐに見つかった。
男子とサッカーをして遊んでいる。
 
こうやって、すぐにグラウンドを見ることができるのは、窓際の席の生徒の特権だ。

「有紗はいいよね。なんというか、すぐに行動できるし。」

勝利のときも、積極的に行動してたよなぁ。
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