あなたに恋のお届けものです
でも、その日。

有紗と悠里が言葉を交わすことはなかった。

なぜなら。

「俺はどうすればいいの…?」
悠里がずっと、部屋の中で悩んでいたからだった。

そして貴重な1日が終わり…あと、4日。

***
「…決めた。」

悠里は立ち上がり、カーテンを開けた。

シャッ

そんな清々しい音と一緒に、朝日が差し込む。

「真由子さんと松田のために…頑張ろう。」

悠里は大きく伸びたあと、朝日に向かってニコリと笑った。

***
「結局、昨日は悠里と話せなかったの?」
「うん…。なんか部屋に行きにくくて。」

あと4日しかないのに。
事態はあんまり良くなかった。

「どうすればいいかな…。」
「…うん。」

有紗は、机にベッタリと頭をつける。
そして、ため息。

悠里は、有紗が悠里を好きなことを知らない。
だから、しょうがないわけなんだけどな…。

ピコピコッ

「メールだ。誰だろう?」
その時、有紗のメールの着信音がした。

ケータイを開いて、メールを確認する有紗。

そのすぐあと、パッとその顔が明るくなった。

有紗はわかりやすいな。

きっと、そのメールは…

「ね、真由子!悠里くんからメールがきたよ。」
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