あなたに恋のお届けものです

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「真由子さんはここの世界の人じゃないんだよね？」
「うん。」

とうなずいて私は思った。
「何で知ってるの？」

「高浜先輩が教えてくれたよ。協力してやれって。」
なるほど。

「悠里もここの世界の人じゃないんだよね？」
悠里はにこっと笑った。
「うん、それも高浜先輩？さすがだなー！」

なんか…無理してる？
「俺がこの世界に来たときは、俺は生徒だった。元の世界に戻ろうと頑張ったけど…無理で。俺は寮母の息子に回された。」
えっ…。
「生徒数にも上限があるからね。」