一途で甘いキミの溺愛が止まらない。




「なーんか…怪しい。


菜穂から一緒に食べようって、私言われたことないし。


絶対何かあったでしょ?」



やっぱり私の様子がおかしいとバレたらしく、千秋ちゃんに言い当てられてしまう。



もちろんギクッとしてしまった私。
これじゃあ肯定しているようなものだ。



「何があったの?」
「いや、あの…なんでもないよ……?」



「隠してるのバレバレなんだから。
早く言いなさい」



言わないでって、蓮くんに言ったのに私がここで言ってしまったら約束を破ってしまうことになるんじゃないか。



そう思ったら言えなくて、言葉に詰まってしまう。



「あの…えっと……いつか、必ず言うから…今は、その…ごめんなさい…」



断ってしまうのは罪悪感があるけど、仕方ない。




何度も心の中で謝りながら、千秋ちゃんに言った。




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