一途で甘いキミの溺愛が止まらない。




それから私たちは自然と並んで歩き、教室へと向かう。



なんだかんだこうやって並んで歩くのは初めてで、登校中の生徒から視線を浴びた。



当たり前か、だってかっこよくて、だけど恐れられてる秋野くんと話しているのだから。



でもみんな見た目で決めすぎだよ。



…って言っても、私もそのうちの一人だったのだけど。



「じゃあ、もしなんかあれば言えよ?」



もしかしたらこの時にはもう私の体調が悪いということに秋野くんは気づいていたのかもしれない。



朝は蓮くんに対して必死に隠そうとしていたけど、いざそれを乗り越えられると安心して、どっと疲れがやってきたのだ。



だけど今日は早く帰れるし、家でお昼寝しようと思い秋野くんにお礼を言って私たちはそれぞれ自分たちの席へと向かった。



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