一途で甘いキミの溺愛が止まらない。




「菜穂?
どうしたの?しんどい?」



蓮くんはそんな私を心配そうに見つめてきたけど、そうじゃない。



そばにいてほしい。



どうして私はこんなにも寂しくて、わがままなんだろう。



風邪だから…熱があるからこんなにも弱くなっちゃうのかな。



「行かないで…」
「……え?」



「そばにいてほしい…」



じっと見つめてながら言うと、蓮くんは固まっていた。



そりゃそうだよね。
絶対に蓮くんを困らせた。



「……っ、ごめんなさい…面倒くさい女でごめんなさい……」



一人で迷惑なことを言って、涙が溢れてきて。
本当に何がしたいんだろう。



色々な感情が入り混じって、ボロボロだ。



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