一途で甘いキミの溺愛が止まらない。
ーーーガチャリとドアが開く音がし、目が覚める。
完全に深い眠りについていなかったからだろうか。
いつもなら起きないドアの音で目が覚めた。
「……菜穂、起こしちゃったね。
寝てたのにごめん」
蓮くんがベッドの横に来て、申し訳なさそうな顔をしたから慌てて首を横に振る。
「ううん、眠りが浅かっただけで蓮くん悪くないよ…ごめんね、わざわざ作ってくれて」
私が起き上がろうとすると、蓮くんがベッドの横にある小さな机にお盆を置き、私が起き上がるのを支えてくれた。
「気にしないで。
俺が菜穂のために何かしたかったから」
蓮くんはそう言うと、優しく笑いかけてくれた。