一途で甘いキミの溺愛が止まらない。
「じゃあ部屋も見ていこうか。
一階はリビングで、二階が部屋で、三階が寝室ね。
余ってる部屋は自由に使っていいよ」
余ってる部屋…それだけ余裕があるのか。
そもそま三階建てということに驚きだ。
二人しかいないのに三階建て分の部屋があるということだ。
「でも、良かった…」
「良かった?」
「うん、豪邸とかだったらどうしようって思ってて」
自分の気持ちを素直に言えば、途端に上条くんは顔色を悪くした。
「桃原さん、ごめんね…?
豪邸の方が良かったよね。
今すぐ変えてもらうよう連絡するからちょっと待ってて」
「え、あの、違うよ…!?
豪邸とか勝手にイメージしてて、もしそうなら息苦しいかなって思ってて…
だからこの家で良かったっていうか、そもそもこの家でも勿体無いくらい大きいし、本当にもう十分です…!」
私の日本語がおかしくて、誤解させてしまった。