一途で甘いキミの溺愛が止まらない。
だから上条くんの隣に行けば、頭を優しく撫でられる。
どうしてだろう。
上条くんに触れられるとドキドキしたり、けど今は心が温かくなるっていうか…落ち着く。
「心配だった?」
「え……?」
「これ見た瞬間」
これ、とはダブルベッドのことだろう。
だから私は素直に頷く。
「そっか。
でも本当に大丈夫だから。
俺はいつだって桃原さんファーストだよ」
「……私、ファースト?」
ファーストって、なんかどこかで聞いたことある、けど…思い出せない。
「なんでも桃原さんを一番に考えるってことだよ。
俺の優先順位はいつだって桃原さんが一番だから」
そこまで言われてようやく思い出した。
レディファーストだ。
あれ、でも今私ファーストって……。
「……っ」
ようやく意味を理解して、顔が熱くなった。