一途で甘いキミの溺愛が止まらない。
「照れちゃったね」
「あ……えっと…」
どうしよう、何も返せない。
「…可愛い」
小さく笑い、上条くんは私の手を握る。
「荷物の整理の前にまず休憩しようか」
可愛いと言われ、さらに私の顔は熱くなるものだから、頷くことしかできなかった。
上条くんに手を引かれ、一階に降りる。
リビングもこれでもかってくらい広い。
二人でこれなんて贅沢すぎる。
「どうする?
少しだけ早いけどお昼にする?」
「う、うん」
「じゃあ座って待ってて」
「……え?」
上条くんはふわっと綺麗に笑うなり、キッチンの方へ歩いてしまう。
上条くんが…作る?
それはダメだ。
上条くんに任せるなんて決してしてはいけないことだから、慌てて呼び止める。